Star Fence Intelligence Project
人工衛星やスペースデブリ(宇宙ごみ)の増加により、地球のまわりの軌道は急速に混雑しています。衛星を安全に運用し続けるためには、いま軌道上に何がどこにあるのかを、正確に知り続ける必要があります。
M-TEC は、空の一定の範囲を固定して見張り続ける小型の望遠鏡を分散配置し、軌道上の物体を継続的に観測・記録する仕組みの開発を進めています。当社が長年培ってきたシステム構築力と、遠隔地の機器を集中管理し自律的に運用する技術を、宇宙状況把握(SSA)の分野へ応用する取り組みです。
目指しているのは、中立で、第三者が検証でき、途切れることなく続く国産のデータ基盤です。
研究開発体制
宇宙開発事業部が本事業を担当し、社内のIT部門と連携して開発・運用を進めています。軌道決定や物体の相関に関する理論面では、大学の研究者と連携しています。

佐々木 知洋(ささき ともひろ)
宇宙開発事業部 部長 / 本事業の研究開発責任者
観測網の構築、検出処理の実装、多拠点の遠隔集中運用と自律化、データカタログの設計を統括しています。
1990年に大手非鉄金属メーカーへ入社し、半導体部品製造装置の電気・機構設計、施工監督および現地据付、社内計測器管理システムの設計に従事。発明者として半導体製造装置関連の特許2件。その後、独立系システムインテグレータおよび保険システム開発会社において、大手損害保険会社向け共同WEB代理店システム、公共金融基幹システム、共済向け保険システム、画像処理AIの実証など、基幹ITシステムのプロジェクトリーダー・PMO・開発部門長を歴任。
これまでの歩み
- 2024年11月
- 軌道上物体の観測とデータ基盤の必要性に着目し、構想に着手
- 2026年4月
- 自己資金により本格的に技術者を投入し、開発に着手
- 2026年6月
- 実際の夜空での観測により、静止軌道上の物体の検出を実証
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